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子育て x 看護師 ⇒ 両立
どの職業でも同じ事ですが、子育てをしながら働くのは簡単な事ではありません。特に看護師は夜勤やシフト制といった他の職員との時間調整で働く場合が殆どのため、子育てを理由に仕事を休んだり急な対応をしにくいという現状さえあります。
今回は子育てをするにあたって、
- 勤務形態、主に正規職員と臨時職員
- 託児所や保育園といった環境選び
といった2点から看護師の子育てと仕事の両立について考えたいと思います。
子育てとの両立には正規職員がいいのかそれとも臨時職員がいいのか
子育てナースは臨時職員での復帰が多い
子どもがどの位の年齢かというケースは様々ですが、職場復帰を考える場合に悩むのは子どもはまだ目が離せない、または勉強や就学に影響するが大きい時期ではないでしょうか。特に小学校に上がるまでの6歳から7歳といった時期までの両立に悩むという人が多い様です。
長い目で見ればキャリアや収入にためにも正規職員で働きたいのだけど、子育てへの時間を優先したいが故に臨時職員を選ぶという人も多い様です。下記は看護協会の1037人に行った『職場復帰した時の勤務形態』のアンケートですが、
正規職員へ復帰 | 臨時職員へ復帰 | 無回答 | |
子持ち | 68.6% | 30.6% | 0.3% |
独身 | 88.8% | 11.2% | 0.0% |
独身者と子持ちでは職場復帰した時の勤務形態が大きく違います。一回退職し職場復帰時に正規職員になるか臨時職員になるかで、子持ちの看護師は20%程独身者よりも臨時職員での勤務形態を選ぶという傾向があります。
それでも約7割程の人が職場復帰する際も正規職員として働いているという結果がありますが、子育て期間中や就学期間中での両立は少なからず負担が大きいという現状が無いとは言えない事がわかります。
臨時職員として、ある程度自分の希望の範囲で仕事を探すのであれば両立はそれほど難しい事ではないかもしれません。しかし正規職員での子育てとの両立を計画し職場復帰するには、ライフ・ワーク・バランスを整えて働きやすくしている職場や子育て経験している職員が多い職場を選ぶ必要があるかもしれません。
子育てとの両立には保育園がいいのか院内託児所がいいのか
併用がポイント
子どもがまだ小学校に上がる前では、送り迎えや子どもを育てる環境、またはそれにかかる費用等で迷う事が多いのが現状です。
院内託児所と保育園どちらがいいか?でも記事にしましたが、費用の節約やアクセスといった利点では院内託児所。環境や条件面での許容範囲の広さでは保育園の環境の方が院内託児所よりもメリットが大きいと感じる人が多い様です。
しかしここで提案したいのは、院内託児所と保育園のどちらも利用できる場所があればそれに越したことはないという事です。メリットやデメリットは双方にある中で補う形がとれれば理想です。
保育園が開園していて、且つ時間内に迎えにいける状況であれば保育園。土日や夜間や祝日、子どもの体調がすぐれないといった時や勤務の日は院内託児所といった感じでフレックスに対応できる様にしておくという事です。
これを組み合わせるには託児所の入所条件や近隣の保育園、そしてかかる費用等の条件をあわせていかなければなりませんので、病院や求人募集を探すのには一手間かかります。しかし長い目で子育てと仕事の両立を考えるとしっかりと求人を探した方が良い理由にもなるでしょう。
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